トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

ベレッタM9カスタム Guns of "BRACE"

「4頭の愛馬にちなんだ専用銃を操る “騎士”の二丁拳銃」というご依頼主さまオリジナルの世界観と設定で製作したオーダーカスタム作品。

マルイ・ガスブローバック
一部外注製作:あーたんさん

▼STORY(設定)

昔でも未来でもない不思議な時代。
古からの戦いの精神と、はるかに進んだ科学と文化の共存する世界。
「騎士」と呼ばれる、誇りと強さを併せ持った人々がいた。

彼らはその技術と人智によって治安と秩序を保ち、戦となれば銃をとり愛馬と共に大地を駆け、領土と領民を守る。

そんな戦いと名誉、秩序が両立する世界に「bracer(“両腕使い”の意)」の渾名を持つ優れた騎士がいた。

戦いに関わる者―たとえ騎士以外の兵士、猟師、職人から悪党に至るまでその名を知らぬ者はなく、またどの地位の者であっても、その名は常に敬意をもって語られるのだった。

騎士とは、その第一条件として「騎乗して戦う者」たちである。
彼には4頭の愛馬がいた。
それぞれ、

「Justice」
「Earth Lunar」
「Knight Win」
「Arthur Knight」

の銘を持ち、戦場では軍馬として、平時には障害馬(障害競走の競走馬)として、この誉れ高い主人とともに。

単騎での活動をはじめ、二頭立てや、時には四頭立ての馬車や戦車(チャリオット)として。どの馬も、その時々の状況に応じて自在に動ける能力を有している。

そんな彼らを育て上げた彼は、騎士ととしてだけではなく騎手として、馬主としても名手であった。

“両腕”の通り名のとおり彼は戦いで両手の二挺の銃を用いる。
黒と白の二丁はそれぞれ左右専用の銃で、基本的に騎乗した状態で遠距離の敵を撃つことに特化している。

馬上で、しかも両手で二挺の銃を正確に撃つには、相当な射撃技術を必要とする。

そして何より射撃のあいだ、手綱を用いずに思いのままに馬の軌道を操るためには、並外れた操馬技術と馬との一体感覚・信頼関係が不可欠であった。

彼はこの両者を身につけており、馬の機動力と速度を保ったまま長銃身の二丁拳銃を操り、一撃離脱を繰り返しながら自身と馬がそのまま一体となって弾丸のように戦場を駆け抜ける戦術で名を馳せたのであった。

通常、馬上で取り扱う銃器は短く切り詰めるのが定法だが、この二挺拳銃は逆に通常の倍近くまで銃身を延長している。
大きなガスホールの開いたコンペセイターの効果で反動は極限まで抑えられ、その長い銃身と相まって高い命中精度を誇る。

コンペを支えるために延長された幅広のフレームは同時に強度と防御力をも高めており、馬上でのすれ違いざま、とっさに敵の近接武器を受け止めたことさえあった。

Knight Win(黒い銃)は左手専用銃で、通常とは逆側に設けられたエジェクターによって薬莢の排出方向も左向き、マガジンキャッチボタンも左側に向けられている。

また重量バランスのため、そして馬上でのリロード回数を極力減らすため、弾倉はロングマガジンを標準装備しており、装弾数も20発近くの大容量仕様になっている。

二丁揃え/右側から→

←二丁揃え/左側から

▼ベース:東京マルイ社製M92Fミリタリーモデル

実銃はイタリアのピエトロ・ベレッタ社が生産・販売している9mm口径の半自動拳銃ベレッタM92F。
その操作性、安全性から世界中の警察や軍隊で幅広く使われており、現在はコルト・ガバメントに代わり米軍制式拳銃ともなっています。
このM92Fを、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。随分と息の長い古いモデルなのですが、いまだに現役バリバリで使用できる非ッ常~に安定したガスブローバックガンです。デザインも性能も高性能スタンダード。ガスガン初心者の方も一番最初はこれを選んでおけばマズ安心だと思います。ブローバックは素早くマイルドなリコイル感覚。現在ではタクティカルマスターやサムライエッジなど互換性パーツを持つバリエーションもあり、各社からカスタムパーツも市販されているので、カスタムベースとしても最適なのです。

全長:217㎜ 重量:740g 装弾数:26+1発

No5 M92F ミリタリーモデル (18歳以上ガスブローバックガン)

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