トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

GLOCK26 CUSTOM "双鯉拵え"

マルイの「グロック26」をベースに、“古の和を写した美術品”といったイメージで実験的にカスタムした和風オリジナルドレスアップカスタムです。

東京マルイ・ガスブローバック

▼CONCEPT(デザインテーマ)

現代オート拳銃の代表として名高いグロックシリーズの中でも最もコンパクトなG26。
そのミニマムサイズの中に「グロック」の機能と特徴を凝縮しているこのモデルに、「和」の装飾的なデザイン要素を取り入れてみた。

初期作でストーリー設定こそないが、コンパクトオート拳銃という「限られたサイズに銃器としての機能を無駄なく詰め込んだ」機械製品に、敢えて“蒔絵”や和武具の造形、刀の拵えなど和の要素を加えることで、その元々の機能美と共に装飾的な美しさも強調している。

特に「グロック」は外部・内部ともに簡素なデザインで、同じく質素な表現による奥深さを持ち味とする和の装飾が良く映える。

スライドはダークグレーメタリック地に側面のみ薄く澄んだ青。蓮の花の浮かぶその青い水面をゆっくりと優雅に泳ぐ鯉(コイ)が左右両面に1匹ずつ。銘はこれを表して“双鯉拵え(フタツゴイコシラエ)”とした。

前後サイト、バレル、トリガーピンなど各部のワンポイントとなる部分は銀仕上げ。フレームの下部には和武具をモチーフとした固定式保護パーツが取り付けられ、これも艶消し黒地に側面のみ青鋼色というシックな仕上げにまとめられている。

グリップは日本刀の柄拵えを取り入れた特徴的な拵えで、白い鮫革地に紺の柄糸巻き、飾り金具は鯉の泳ぐ池になぞらって水芭蕉(みずばしょう)の飾り。

無骨な銃器に優雅に泳ぐ鯉、鮮やかな青とシルバーの対比。
そのミニマムさ故にカスタムされた「和」部分が強調されて、まさに和風美と機能が凝縮された小型美術工芸品、といった雰囲気に仕上がった。

▼ベース:東京マルイ社製グロック26モデル

実銃はグロック社が開発したダブルアクションオンリーの現代的自動拳銃。フレームにプラスチックを使用した画期的な銃で、9mmパラベラム弾を使用。このG26はグロックシリーズの中でも特に小型で携帯性に優れ、コンシールドキャリー(隠し持つ)銃、またはメイン拳銃と一緒に携帯するバックアップガンとしてよく使用されています。
このグロック26を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。大きさは小型オートのジャンルとしてはわりと大きめですが、逆に実用的なちょうど良いサイズです。機能はさすがマルイ製といったところ。グロックならではのガッチリした握り心地とかなりの集弾性を持ち、動作も確実。ブロウバックは軽すぎず、キビキビとした動きのリコイルです。構造的なところではかなり分解しやすくG26アドバンスともパーツの互換性があって、そういう点で個人的に好きなモデルでもありますw

全長:182㎜ 重量:570g 装弾数:15+1発

No9 グロック26 (18歳以上ガスブローバックガン)

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