トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

M9 CUSTOM "M9 T-mod.(ver.T01)"

マルイの「ベレッタM9ミリタリーモデル」をベースに、“米軍制式拳銃M9の改良型試作タクティカルモデル”といったイメージでカスタムした完全オリジナル・ドレスアップカスタムです。

東京マルイ・ガスブローバック

▼STORY(設定)

1985年に米軍に採用され、コルトM1911A1の後継として制式拳銃の座に着いたベレッタM92F(M9)。
その安全性と信頼性、コスト面での優秀さを買われて最前線でも大いに活躍する事となった同銃であったが、90年代も後半に入って採用から10年以上経つと、さすがに他機種に比べて時代遅れな面も見え始めた。
10年という年月で、ハンドガン業界もまた着実に技術やノウハウを進化させていたのである。

そこで米軍は現用M9に改修を加える事でそのギャップを埋めようとプロジェクトを発足。複数のガンスミスをはじめ射撃エキスパートや現役軍人を含む武器戦術研究チームを設立し、その「試作型カスタムモデル」を複数製作、装備運用の方法も同時に研究することとなった。
研究はツアー形式で、様々な条件の下でテストが行われ同時に多数のカスタムモデルが製作されたが、この銃「M9 T-mod.(ver.T01)」もそんな中の一丁である。

「T-mod.」とは“改良タクティカルモデル(Tactical-Modification)”の略、「ver.T01」は“テスト番号1”のことで、OD(オリーブドラブ)を基調としたミリタリーカラーが特徴。

バレルはユニークな銅色処理が施され、スライドカラーとの組み合わせで森林地帯での保護色としての機能も持っている。
スライド前部には装弾不良などに対応する為コッキングセレーションを追加。サイトはカスタムパーツ組み込み式の3ドットタイプに交換された。
また大きな特徴としてフレームにレールアンダーマウントが装着されており、この頃注目され始めていた「銃器オプションの拡張性」にも配慮されている。グリップはレザー製フィンガーチャネルタイプ、固定ねじはヘキサゴンスクリューを使用。

試作カスタム品第一弾として製作されたこのモデルは現役軍人やシューターにもおおむね好評で、プロジェクト終了後も個人的に装備として使用する者もいたという。そして集められたこれらの「有効なカスタム」のデータは、のちのM9正式改良版「M9A1」へと受け継がれていくのだった。。

▼ベース:東京マルイ社製M92Fミリタリーモデル

実銃はイタリアのピエトロ・ベレッタ社が生産・販売している9mm口径の半自動拳銃ベレッタM92F。
その操作性、安全性から世界中の警察や軍隊で幅広く使われており、現在はコルト・ガバメントに代わり米軍制式拳銃ともなっています。
このM92Fを、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。随分と息の長い古いモデルなのですが、いまだに現役バリバリで使用できる非ッ常~に安定したガスブローバックガンです。デザインも性能も高性能スタンダード。ガスガン初心者の方も一番最初はこれを選んでおけばマズ安心だと思います。ブローバックは素早くマイルドなリコイル感覚。現在ではタクティカルマスターやサムライエッジなど互換性パーツを持つバリエーションもあり、各社からカスタムパーツも市販されているので、カスタムベースとしても最適なのです。

全長:217㎜ 重量:740g 装弾数:26+1発

No5 M92F ミリタリーモデル (18歳以上ガスブローバックガン)

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