トイガンカスタム・空想銃デザイン工房。

Hi-CAPA4.3 CUSTOM "三池光世 大典多拵え"

マルイの「ハイキャパ4.3 ガバメントモデル」をベースに、日本刀・和武器に見立てた、完全オリジナルの和風ドレスアップカスタムです。

東京マルイ・ガスブローバック

▼CONCEPT(デザインテーマ)

ハイキャパ4.3を、刀身短くも切れ味凄まじい三池光世作の名刀をイメージしてカスタムした作品。

「三池 典太光世(みいけ てんたみつよ)」は平安時代末期、筑後国(ちくごのくに/現・福岡南部)の刀工。
作風は身幅が広く豪壮、比較的刀身の短いものを好んで作った。その刀剣には魂が乗り移り、魔を追い払う能力を持つと言われている。時代劇では柳生三厳(柳生十兵衞)の愛刀がこの光世の作としてよく知られており、TVや映画、ゲームなどに登場する機会も多い。

銃身が短くコンパクトながら骨太でシャープなデザインのハイキャパ4.3は、この光世作の名刀とイメージが重なるところがあり、これを特に名高い銘作「大典太(おおでんた)」に見立ててアレンジした。

大典太(おおてんた、おおでんた)は、日本の国宝にも指定されている日本刀。
天下五剣の1つで刃幅の広いがっしりとした造り、刃の長さは二尺一寸七分(約65cm)と短い。しかしその切れ味は江戸で行われた試し切りにおいて積み重ねた死体の二体の胴体を切断し、三体目の背骨で止まったとも伝えられるほどの伝説的な業物と伝えられる。

カスタムは短く質素で「切れ味鋭い」をテーマに製作した。ほぼモノトーンで飾り気の少ないデザインだが、エッジを重視した造形とベースの実戦的スタイルを組み合わせてその雰囲気を表現。また光世の住んだ地名が由来の「三池」にちなんで蓮の葉と蛙の飾りをワンポイントに添えた。

もしも「剣」ではなく「銃」が主役として歴史が進んだパラレルな中世日本があったなら、各地の名のある鉄砲鍛冶・弾薬調合師は「銃の道」を極めんとする侍たちにこんな銃を造っていたかもしれない。

▼ベース:東京マルイ社製ハイキャパ4.3ガバメントモデル

実銃モチーフはおそらくSTI(Science Technolgy Ingenuity)社製のガバメントモデル。世界スピード射撃選手権者のチップ・マコーミックと共同開発したコンバットシューティング・ガンで、スティール製レシーバーとポリマー製グリップを一体化させ、軽量化と高強度性を合わせ持つ多弾倉フレームを搭載した「現代的戦闘銃」です。
このハイキャパ4.3を、性能・品質共に信頼性抜群の東京マルイがモデルアップ。ベーシックで依然として多くの人に好まれるガバメントスタイルをベースに現代的な機能を取り入れています。同シリーズの5.1と比べると、このスタイルはどちらかといえば都市型実戦戦闘用っぽいです。取り回ししやすいように設計されたサイズとショートタイプのパーツ類、サイトもコンバットタイプと、実戦的構成。ただしサイズは小さくとも、ブローバックの感触は5.1と同じく小気味良い重さを伴ったキレのある鋭いリコイル感覚です。このモデルも各社から様々なカスタムパーツが多数販売されているのが嬉しいポイント。

全長:199㎜ 重量:850g 装弾数:28+1発

No19 ハイキャパ 4.3 (18歳以上ガスブローバックガン)

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